現在連載中の『キングダム』では、秦による韓攻略戦が激化しています!
本記事では、最新話までの展開を振り返りつつ、ネタバレを含む考察を交えて徹底解説します。
- 韓攻略戦の現状までの流れを整理したい
- 最新話までの展開を振り返りたい
- 韓がどうなるのかを知りたい
【韓攻略戦】開戦前の戦力
秦軍 vs 韓軍の戦力
韓軍19万人
韓王都圏連合軍(洛亜完・博王谷)16万人+援軍3万人
秦軍16万人
騰軍・飛信隊合わせて16万人
戦況
開戦地は、英呈平原
- 洛亜完軍12万 vs 騰軍10万
- 博王谷軍7万 vs 飛信隊6万
【韓攻略戦】最新話までのおさらい
816話:秦軍と韓軍の違い
秦軍
大半以上が新兵だが、それを率いているのは騰軍と飛信隊の実戦を生き抜いた者たち。
韓軍
正規軍として練兵に時を費やしてきたが、この十数年、大戦を経験していない。
また、816話では騰が李信を副将として正式に認める場面が描かれました!激アツ!
817話:秦韓戦 ついに開戦!
秦軍と韓軍、それぞれの戦略は以下の通りです。
韓軍
熟練兵ではなく、新兵を狙って戦力を削る作戦。
秦軍
「将校らの力を早期に前面に押し出し、韓軍が勢いに乗る前に決着をつける」という先手必勝の策。
韓の持つ領土・人・金を奪い、そこで得た力を持って、再び「李牧」へ挑み倒し、続けて趙を滅ぼす。
そのため、秦軍は本命である王都・新鄭を制圧するには相当な兵力が必要なため、兵をあまり失うわけにはいかず、早期決着を目指しています。
818話:李信vs博王谷の伏線
秦軍全体
- 第一・第二騎馬隊は韓軍を大きく押し込んでいる。
- しかし、歩兵各隊は新兵を狙われた影響で前進が阻まれ、騎馬隊との間隔が広がる状況に。
- 録嗚未や干央も韓軍のこの戦術に手を焼いている。
騰本軍
- 騎馬隊の勢いが鈍る事態を予測し、騰本陣は最後尾で待機。
- その後、わずか二十騎にも満たない部下を引き連れ、本陣を離れる騰。
韓の第二将・博王谷
南陽の民から「剛」の武将と評されていましたが、戦略の腕前も想像以上に優れているようです。
819話:寧姫に新鄭の無血開城を求める騰
819話にて、騰は寧姫に「韓が滅びる」と断言しました。
- 秦国は、韓が滅ぶまで全力で攻撃を続ける
- 騰軍が韓攻略に失敗しても、次の軍が興り、再び新鄭攻略に乗り出す
- 洛亜完のような名将がいても、韓の力では秦軍の攻撃を止め続けることはできない
騰はなぜ韓が滅びると言った?
816話で騰が「軍の真の強さは実戦経験にある」と語ったように、兵数や兵力では韓軍が優勢であっても、秦軍は修羅場をくぐり抜けてきた実戦経験に基づく戦闘力で勝っています。
騰は、この経験の差こそが戦局を決定づけると考えています。
彼の「韓が滅びる」という発言は、こうした現実を踏まえ、韓の未来を見据えた上での断言と言えるでしょう。
秦が考える『新鄭攻略・韓の滅亡』とは、韓の民を根絶やしにすることではありません。
韓の統治権を秦が引き継ぐということです。
騰が落とした南陽の状況は…
- 南陽の民は奴隷になっていない
- 法の下、秦人と韓人の区別なく平等に生活している
- 南陽こそ寧姫が韓非子様の下で学ばれた『法による統治』を行っている
騰は、多くの韓の民を救う唯一の手段として、寧姫に新鄭の無血開城を求めました。
820話:寧姫、無血開城を拒否!
騰と寧姫は、「国が滅ぶ」ということについて、それぞれ異なる認識を持っています。
- 騰:「国が滅ぶ」とは、単に統治権が移るだけであり、双方の理想郷への一歩に過ぎない。
- 寧姫:「国が滅ぶ」とは、民が築き上げてきたすべての歴史が終わることを意味する。
この対比から、騰は「未来」を見据えており、寧姫は「過去や歴史」を大切にしていることが分かります。
また、韓の兵士たちは現在、「国が滅ぶことで韓人ではなくなり、その魂を失ってしまうこと」を防ぐため、必死に戦っています。
そのため、寧姫は彼らの想いを無視することができず、無血開城を拒否したのです。
しかし、騰に連れられて英呈平原に来た寧姫が目にしたのは、無惨な殺し合いの光景でした。
- 韓を1日でも長く保つのか
- それとも、早めに犠牲を止めるのか
寧姫は「韓の民にとって何が一番なのか」を考える必要があり、新鄭の無血開城の可能性はいまだ残されています。
伏線まとめ
【韓攻略戦】各国の動き
魏
騰軍が英呈で勝利し、新鄭攻めに移った際に進軍を開始する。
洛紫の玉鳳を突破し、騰軍を討つ戦略を立てており、蒙高城にいる凱孟も出陣できるよう準備を整えている。
趙
英呈平原で秦軍が勝利した場合、即座に武安から出陣する計画を立てている。
その際、新鄭に鳥を飛ばし、黄河渡河のための船を要請する手筈も整えており、この件についてはすでに韓の張宰相と合意済みです。
まとめ
現在連載中の『キングダム』では、秦による韓攻略戦が激化しています!
本記事では、最新話までの展開を振り返りつつ、ネタバレを含む考察を交えて徹底解説しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました!